ホーム > お茶百科事典 > お茶の44種類 > 粉茶/黄山毛峰

ここから本文です。

粉茶/黄山毛峰

日本茶[粉茶](こなちゃ)

粉茶

粉茶は、玉露や煎茶の仕上げの過程で、粉だけを選別して作られるお茶です。お寿司屋さんで出てくるお茶は、粉茶を使用しています。粉状なので、お茶を入れたときの色が鮮やかな緑色で、味も濃厚に出るのが特徴です。熱いお湯で素早く入れるのがポイントです。茶葉は、緑色が鮮やかで、あまり細かくないものが良質なものとされています。ティーバックの原料としても使われています。

中国茶[黄山毛峰](こうざんもうほう)

黄山毛峰

ユネスコの文化遺産にも登録されている、中国安徽省は黄山の標高1200mの高地で栽培されている緑茶が黄山毛峰です。葉の形を大事にするために、炭火で炒る「ほんばい」という乾燥の工程を経て製茶されます。清涼感あふれる味わいが楽しめるのが特徴です。茶葉は若草色で、上質のお茶ほど茶葉の形が、スズメの舌のような形をしています。

(中国茶提供:中國銘茶樓)

参考文献一覧