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ほうじ茶/君山銀針

日本茶[ほうじ茶]

ほうじ茶

ほうじ茶は、番茶や煎茶を強火で炒り、香ばしい香りを引き出したお茶です。強火で焙じることにより、渋味や苦味を少なくします。すっきりとした口当たりのよい味わいが楽しめます。茶葉の特徴は、きれいな茶色で、茶葉の大きさが揃っているものが良質とされています。ご家庭でも、古くなった煎茶を炒って、自家製ほうじ茶を作ることもできます。

国茶[君山銀針](くんざんぎんしん)

君山銀針

黄茶の代表格である君山銀針は、中国湖南省の洞庭湖のほとりにある君山島だけでしか採れないお茶で、年数百kgしか生産されず、大変珍重されています。抽出されるお茶の色は黄色です。コケのような不思議な香りで、味は緑茶にやや似ていますが、喉ごしが爽やかなのが特徴です。また、耐熱性のグラスでお茶を入れると、ジャンピングといって茶葉が微妙に動き、鑑賞用にも楽しめます。

(中国茶提供:中國銘茶樓)

参考文献一覧