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世界緑茶協会趣意

皆さまへ

静岡県では、優れた文化性と効能や機能を持った緑茶にかかわる情報を、国内外に発信し、多くの人が緑茶に親しみ、その恵みを享受できるようにするとともに、お茶にかかわる産業、文化及び学術の飛躍の契機にするため、平成13年10月に世界初の「世界お茶まつり」を、続く平成16年11月には「第2回世界お茶まつり」を開催しました。

そして、この「世界お茶まつり」で得た情報や技術、世界的な人的ネットワークなどの貴重な成果を継承し、さらに発展させていくための核となる仕組みとして、平成13年9月に世界緑茶協会を設立し、緑茶の世界的な普及に寄与することを目的に、お茶をテーマとした世界的な交流を積極的に進めてきたところであります。

それは、国内において、緑茶の生産量、流通量ともに日本一の市場規模を占める静岡県にとって、使命でもありました。

このような中、世界中の緑茶に関するさまざまな情報が日々静岡に集積され、また静岡から発信され、「緑茶は静岡」という認識が世界に浸透するのも遠くない将来となってきました。この流れを確実にするためには、長期的展望に立った永続的な事業の実施と国内外の関係団体等との迅速、機動的な対応が可能な独立した組織が不可欠となっております。

このため、これまでの緑茶の世界的な普及活動を通じて、国内外の関係者にも認知されてきた世界緑茶協会に替わって、安定した財政基盤と組織体制を持った法人として、世界の緑茶の中心地静岡の確立に寄与するよう、新たに財団法人世界緑茶協会を設立するものであります。

平成18年3月

財団法人世界緑茶協会設立者
住所 静岡市葵区追手町9番6号
氏名 静岡県知事