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2022年 O-CHAパイオニア賞

茶に関する学術研究、関連産業、文化の更なる発展に寄与することを目的とし、優れた学術研究や振興発展に寄与した産業技術、緑茶のある豊かな生活文化の提案、消費拡大等の優れた成果を、公益財団法人世界緑茶協会が顕彰しています。21回目となる2022年は下記のとおり決定いたしました。

2022年 O-CHAパイオニア賞 各賞受賞者

【学術研究大賞 】

茶に係る優れた学術研究成果

受賞者 (個人)

 一家 崇志静岡大学 学術院 農学領域 /准教授

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受賞タイトル

茶の次世代育種法の構築及び栄養生理学に関する研究

概要

チャの大量なDNA 情報から茶の機能性成分に関与する遺伝情報を取得し、ゲノミックプレディクションを用いた個体選抜技術の有効性を明らかにするなど、育種の効率化を図るプロジェクト等において指導的な役割を果たした。今後これらの成果は育種年限の短縮など実用面への利活用が期待され、茶業界に大きな可能性を与えた。

 

【産業技術・商品開発大賞】

茶の生産や消費に関する優れた技術や商品等の開発

受賞者 (個人)

角川 修国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門/茶業研究領域長

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受賞タイトル

国際標準化活動を通じた日本茶の国際的な普及への貢献

概要

世界的な緑茶の流通・消費の増加に伴い、その規格化が今進められている。この過程で日本緑茶の特徴、多様性を世界にアピールし主張していくことが重要である。このような活動の中心的人物として、日本茶業界に国際標準化活動への参加を促し、2015年にISO/TC34(食品専門委員会/SC8(茶分科会))総会の静岡開催にも尽力された。

 

【文化・芸術大賞】 

茶に関する国際的な貢献や日本茶の普及等に係る優れた成果

受賞者 (団体)

一般財団法人齋田茶文化振興財団 齋田記念館(館長/齋田友紀子)

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受賞タイトル

齋田記念館を通じた日本茶の魅力と文化・歴史の発信

概要

東京都内の旧茶農家を母体とする茶文化振興財団として、展覧会の開催やセミナーなど長年に亘る活動により日本茶の魅力と茶文化・歴史を発信。特に明治時代の貴重な茶に関する資料を多く保管しており、2021年には蘭字と当時の蘭字茶箱を展示した都内初となる蘭字展を開催するなど産業面からみた日本茶紹介も行っている。

 

【O-CHA特別大賞】 

茶に関する国際的な貢献や日本茶の普及等に係る優れた成果

受賞者 (個人)

藤原 一輝(合同会社コミュニティデザイニング工房/代表、紅茶の会/代表)

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受賞タイトル

「地紅茶」という新しい名称及び分野を創造し国産紅茶普及に貢献

概要

昭和46年の紅茶の自由化後、壊滅状態にあった国産紅茶を地域に根ざした紅茶「地紅茶」(藤原氏の造語)の理念で国産紅茶を復活させた正にパイオニア的な存在。彼が2002年に鳥取で始めた地紅茶イベントはその後、地紅茶サミットとして全国の紅茶産地で場所を変えて毎年開催され、紅茶ファンにとって一大イベントに成長している。

 

 【CHAllenge賞】 

茶の将来を牽引するような意欲的な取組み

受賞者 (個人)

 石部 健太朗(錦園石部商店/代表)

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受賞タイトル

新たな観点からの精力的な日本茶普及活動

概要

これまで茶業界ではあまり取り上げてこなかった品種茶(シングルオリジン)の概念を広く知らしめ、日本茶の多様性を引き出した。また、消費地の日本茶喫茶や常滑など職人諸氏と連携し、新規性のある茶器づくりやいれ方の考案やお茶のおもしろさ、楽しさを様々なメディアや講演等を通して発信。日本茶をこれまでに無かった視点で捉えている。未来を見据えての精力的な活動が今後も期待される。

   

受賞者 (団体)

 Hannah Habes(MATCHAFUL/創業者)

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受賞タイトル

抹茶に魅せられた米国人女性 ニューヨークの抹茶カフェ「MATCHAFUL」創業者

概要

抹茶専門カフェ「MATCHAFUL」を2017年にニューヨークにオープンし、コロナ渦でも精力的に活動を続けている。静岡県等の高品質なオーガニック抹茶にこだわったカフェ経営を行う新進の茶店経営者である。環境にも高い関心があり、米国における日本茶の飲まれ方、嗜好など米国市場を知る上で重要なチャネルとしても期待されている。

 

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2022年 O-CHAパイオニア賞表彰式(2022.5.10)

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