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ニルギリ/白鶏冠

紅茶[ニルギリ]

ニルギリ

ニルギリは、南インドはタミールナドゥ州の北西部、ケララ州との境界線近くに広がるニルギリ高原で栽培されています。ニルギリは現地語で「青い山」を意味します。年間を通じて摘み取られ、12月~翌1月にかけて摘み取られる、ウィンターティーが良質のものと言われています。抽出されるお茶の色は赤身のあるオレンジ色で、 華やかな香りと渋味の目立たない軽やかな味わいが特徴です。

(紅茶提供:㈲ザイン)

中国茶[白鶏冠](はっけいかん)

白鶏冠

中国福建省の北部で栽培されている白鶏冠は、4大岩茶のひとつです。名前の由来は、新芽がニワトリのとさかのように生えるため、白鶏冠と名付けられたようです。味は、ふんわりと優しく力強さがあり、抽出されるお茶の色は、透明な黄緑色で、ふんわりと甘みのあるくちなしの花のような香りが特徴です。茶葉の色は、黄みがかっていて、葉のふちがぎざぎざしています。

(中国茶提供:中國銘茶樓)

参考文献一覧