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世界のお茶

 

A Cup of Good Tea

世界のお茶:一杯のおいしいお茶

Kim Sook-Eunさん肖像

韓国大使夫人
Kim Sook-Eunさん

韓国

 韓国では「医食同源」の考えから、お茶は単にのどをうるおすだけでなく、「補薬」として体調を整えたり、健康を維持するための大切な飲み物だとされています。 そのため、緑茶以外にも、高麗人参茶、五味子(オミジャ)茶、桂皮(ケッピ・シナモンのこと)茶、ヨモギ茶、ユズ茶、ナツメ茶など野菜、果物や木の実を使ったお茶が工夫され、日常の飲み物として愛飲されています。
 五味子というのは植物の赤い実で、5つの味があるといわれています。このお茶は喉によいということで、声楽家が好んで飲むものです。
 また、鍋についたご飯のおこげににお湯をさしてつくる「スンニュン」と呼ばれるおこげ茶が家庭では食後によく出されますが、これは体に優しく、消化を助ける効能があるといわれています。高麗人参茶、桂皮茶などのお茶には、甘味料として蜂蜜を使うのが韓国の習慣です。
 韓国では「お嫁に行くときは茶の木を持っていく」という風習がありますが、茶の木がまっすぐに根付くことから、これには嫁ぎ先で長く幸せに暮らすようにという願いがこめられています。

2001年3月1日 ジャパン・タイムズ掲載の日本語訳

 
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