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前回まで、アメリカのお茶事情を紹介してきました。コーヒーのイメージが強かったアメリカでも、少しづつ、でも確実にお茶はその存在をアピールしてきていること、感じていただけたでしょうか? 実は今、イギリスはロンドンへ来ています。というわけで、今回から数回にわたり「ニューヨークお茶事情」の番外編で、「ロンドンお茶事情」をお届けしようと思います。 イギリスと言えば、もうこれは誰がなんと言おうと紅茶王国ですよね。イギリスで第4の食事と言われている午後のお茶の時間、アフタヌーンティーはもちろん健在です。有名なホテルのティールームだと、予約なしでは入れないほど。段々に重なるお皿にきれいに盛りつけられた、一口サイズのサンドイッチやスコーンと一緒にサーブされる紅茶を飲むと、18世紀の中頃から始まったと言われるこの習慣にイギリスを感じます。
ところが!一歩街に出てみると、やたらに目につくのが “CAFE(カフェ)”の看板を掲げたお店。スターバックスはもちろんのこと、似たようなチェーンのお店が通りのあちこちにあります。こういったお店でも、もちろん紅茶は飲めるのですが、ちょっとまわりを見渡すと、ほとんどの人はコーヒーを楽しんでいる様子。特にイタリアのカフェラテ、カプチーノといったエスプレッソタイプのものが人気のようです。 20年前にはロンドンでさえ「まともなコーヒー一杯飲めなかった」と言いますから、状況はずいぶん変わってきているようです。
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