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ニューヨークお茶事情

ニューヨークお茶事情

アメリカとお茶

 私の住むここニューヨークには、コーヒーを飲む場所が街中いたるところにあります。まず昔ながらのダイナー、デリ、ベーグルやドーナッツを一緒に売るベンダー、個性豊かなカフェ。“とりあえずビール”ならぬ「とりあえずコーヒー」・・・ダイナーに入って席に座るとすぐに出てくる、縁の厚いマグカップになみなみと注がれるコーヒーは、味はともかく、これぞアメリカ!を感じさせるものの一つだと思います。そして、1990年代中盤に次々に登場したスターバックスのようなコーヒーチェーンは「アメリカ人はコーヒーに1ドル以上は出さないだろう」という大方の予想を裏切って大ヒット!コーヒーとアメリカ人の生活は、ますます切り離せないものになりました。

通りのカフェの写真 カフェ店内の写真
ソーホーにはヒップなカフェがいっぱい ロフトっぽいカフェ。カフェはセルフサービスのところがほとんど

 スターバックスがもたらした「(お金を少しくらい多く出しても)スタイルを求める」傾向、"ZEN(禅)" や "chi(気)" 、漢字ブームに代表されるアジアへの関心、様々な異国の料理を楽しむようになってきた文化背景。加えて、ノンアルコール・低カフェイン、お茶自体の効能といったことが、より健康的な生活を望む人々にだんだん注目されるようになりました。ランチやディナーの時のワインやコーヒーにとって代わる飲み物にお茶はなり始めたのです。それを裏付けるように、アメリカ全土におけるお茶ビジネスは、10年前に比べてなんと2倍の伸び−、今や5000億円近い規模の一大産業に成長しました。コーヒー専門店にも様々な種類のお茶がおかれるようになった今日この頃、今後もこのお茶ビジネスの拡大と充実は十分期待できそうです。

 今回からアメリカ、特にニューヨークを中心にお茶事情をお伝えします。世界各国からいろいろな人が集まっているニューヨーク、ひとくちにお茶といっても実にさまざま。個性豊かなその表情をタップリご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

スターバックス店舗前スナップ 紅茶の入ったカップ
スターバックスは日本でももうすっかりお馴染みですね ダイナーで紅茶を頼むと、こんな風にお湯とティーバックがでてきます

(リポーター谷口桂子)

 
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