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お茶百科事典

 

ニューヨークお茶事情

ニューヨークお茶事情

お茶ブームは緑茶から

「すべての人を魅了する良いお茶を提供する」というポリシーで、アメリカに中国・台湾のお茶を紹介し続けている老舗の店、天仁茗茶(テンレン・ティー)。 「天仁」とは、‘天にも昇るような’という意味なんだそうです。 その名のとおりこの店の美味しいお茶はアジアの人だけでなく、お茶の魅力を知るニューヨーカーの間でも評判です。

 マンハッタン、クィーンズ、ブルックリン等のニューヨークのチャイナタウンすべてに支店を出しているだけではありません。 美術館や学校と協力して、お茶の淹れ方や歴史を学ぶ「お茶教室」を開いたり、台湾式茶道のパフォーマンスをするなど、お茶文化の普及にも努めてきました。 そのかいあって、今では全体の約15%くらいがアジア人以外のお客さんだとか。 特に「緑茶は健康にいい」という記事が医学ジャーナルに発表されてからは、緑茶の人気に目を見張るものがあるそうです。

天仁茗茶の李さん
天仁茗茶の李さん。お茶をご馳走になりました

 アメリカでお茶に興味を持ち始める人が増えているのに、本国台湾では若者のお茶離れが進んでいると言います。 「お茶より、コーヒーやコーラのほうが人気があるね」と話すのは天仁茗茶アメリカ社長の李さん。 それでも救いは、お茶とミルクをミックスして、直径5mmほどの大きなタピオカが入った、‘ボーパー’という飲み物が爆発的に人気を得ていることです。

ボーパー
これが台湾茶のニューフェイス、ボーパー

 台湾で始まったこのボーパー人気、ニューヨークに登場したのは3-4年前のことです。「これをきっかけに、奥の深いお茶をもっと知ってもらいたい」という李さん。 夢は伝統的なお茶もボーパーも、茶葉も買えれば、軽いお菓子も食べられる店を作ることだと言います。天仁茗茶がニューヨークにお店を出して16年。 ニューヨークの中国茶文化はまだまだ発展しそうです。

ボーパーをメインに出すカフェ   チャイナタウンのマクドナルド
ボーパーをメインに出すカフェもチャイナタウンに続々登場しています   漢字表記されているチャイナタウンのマクドナルド

(リポーター谷口桂子)

 
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