設立趣意
法人概要と事業内容
公開情報
寄付について
ニュース


O-CHA NET ホーム

 

■世界緑茶協会ニュース■


Deutscher Teeverband E.V. (ドイツ茶業協会)
プレスリリース

ドイツの茶の消費は高レベルで安定

力の無い経済成長はドイツの2002年の1年間のお茶の消費を妨げるものではなかった。ドイツ茶業協会によれば2002年の年間茶消費量は18512トンで2001年の19,370トンをわずかに下回っただけだった。民間市場調査機関ifoが発表した統計では一人当たりの年間茶消費量は26.2lとお茶だけが他の伝統的な温かな飲料に比べ健闘していた。

ドイツの消費者はヘルシーな食事、そして食の多様性に特に留意している。しかし、もっとも強調すべきとことは楽しさということである。

ドイツ茶業協会Jochen Spethmann会長は茶の人気を次のように説明している。「お茶は世界中の到るところから非常な多様性を提供している。それぞれが独自の香りを有し加え、さらにとても広い用途を持っている。」これに加え、ウエルネス(良くあること、健康であること)が重要な要素である。消費者にとって雰囲気を醸し出すお茶の選択ということは現実的には際限がない。エキゾチックな香りと結びついたお茶から香りの高いハーブとブレンドしたお茶まで。

伝統的な紅茶は議論の余地なく伝統的に最も好まれているお茶で2001年には前年比1%増、お茶全体では44%を占めている。近年、急激な消費拡大を遂げた緑茶であるが2002年にはその拡大のペースはスローダウンしたが、依然18%を占めるに至っている。その割合は2001年とほぼ同じであり、緑茶は確固たるファンを獲得したと言える。

ドイツの茶の消費の40%がティーバッグである。


お茶専門店は確固たる位置を占めている。

伝統的な食料品店がお茶の販売先別で見るとトップで2001年には前年比1%増の44%を占めている。ディスカウントショップが17.2%で第二位、茶専門店がほぼ同じ割合の16.2%で第3位となっている。通信販売と高級食材店はそれぞれ4.6%、4.4%と割合は低い。こうしたことは、多くのドイツの消費者は、お茶は、単についでに買うものではなく、様々な種類の高級茶を探しており、選択に当たっては、店員との対話を重視している。全体の11.9%の茶は他の様々形態の店で購入されている。

増大する国際的な重要性

茶の消費を国際的な視点から眺めるとドイツは高級茶の市場以上の重要性を有している。ドイツの茶業者(茶商、茶の輸出入業者)は高付加価値茶の製造者として有名である。茶の輸出入は昨年急激に増加し、輸出は全体で2400t増の24,738t、同時期輸入は全体で51,902tで7,500tの増加である。インドが依然として最大の輸入先であり全体の14%を占め、インドネシア、中国がこれに続きそれぞれ12.5%、またスリランカもほぼ同率の12.2%を占める。近年、ドイツの消費者はケニア産紅茶も好んで飲むようになっている。

茶の消費拡大はドイツのみならず世界的な傾向であり、茶の全世界での生産量は2002年には前年に比して9,773t増加し、全体としては300万tを超えた。お茶は世界で水に次いで世界で最も広く飲まれている飲料である。

インドは世界最大の茶の生産国であり年間526,165tが生産されているが、77%は国内消費で19万トンが輸出されているに過ぎず、世界第4位の茶輸出国にとどまっている。一方スリランカは世界最大の茶の輸出国で285,985tが輸出され、これをケニアが267,721トンと僅かの差で追っている。

楽観的な2003年の予想

ドイツの茶商は最近の状況に関し楽観的である。2003年の第一四半期の実績(堅調な市場拡大を期待させる数値)から2003年のドイツの茶の消費に関しては楽観的な見方が強いとJochen Spethmannは予想をしている。茶の効能に関する研究が進めば進むほど、茶に関する新たな科学的な発見は、茶の消費に対して好影響を及ぼしている。

例えば、権威あるハーバード・メディカル・スクールによる最近の発表は茶が人体の免疫システムに好影響を及ぼすと確定している。その効果はAlkaminesと呼ばれる一連の物質の働きによる。こうした知見はお茶が単なる味覚以上のものであることを示している。しかしJochen Spethmannにとっては驚くべきことではない。「お茶は何千年にもわたりアジアのライフスタイルの重要な一部であった。そしてお茶は、我々が、こうした文明の知恵から多くを学ぶべき事実の一つなのだ。」

ドイツ茶業協会発表プレスリリース:2003年7月7日

■世界緑茶協会 ■

財団法人 世界緑茶協会
〒422-8067 静岡県静岡市駿河区南町14番1号 水の森ビル3F しずおかO-CHAプラザ内
Tel 054-654-3700、Fax 054-202-1460、E-Mail info@o-cha.net